長年住み慣れた和室を、今風の洋室に変えたい。でも、リフォーム業者に頼むと数十万円はかかってしまうし、賃貸だとそもそも工事ができない。そんな悩みを抱えるお客様から、現場でよく相談を受けます。そんな時、私がDIYの第一歩として提案するのが「ウッドカーペット」です。そして、ネットでこの商品を調べると、必ずと言っていいほどたどり着くのが「ウッドカーペットの専門店elements(エレメンツ)」ではないでしょうか。
私自身、畳屋として、また工務店の人間として多くの床を見てきましたが、ELEMENTSの製品は「敷くだけ」という手軽さと、本格的な質感を両立させた非常に面白い商材だと感じています。しかし、ネット通販で床材という「建材」に近い大型商品を購入するのは、サイズ選びや配送面で大きなリスクを伴うのも事実です。「届いたけど部屋に入らなかった」「重すぎて持ち上がらない」といったトラブルは、プロの現場でも起こりうることなのです。
そこで今回は、15年の現場経験を持つ私の視点から、ELEMENTSのウッドカーペットを選ぶ際に絶対に押さえておくべきポイントや、よくある失敗談、そしてプロならではの回避術を包み隠さず解説します。これから部屋の模様替えを考えているあなたの、頼れるガイドブックになれば幸いです。
- 購入者が実際に直面したメリットとリアルな失敗事例
- 複雑怪奇な畳サイズ「団地間・江戸間・本間」の完全攻略法
- ニトリ等の量販店との決定的な違いとオーダーカットの重要性
- 30kg超えの大型配送をスムーズに受け取るための物流知識
ウッドカーペットの専門店ELEMENTSの特徴と評判

数あるインテリアショップの中で、なぜELEMENTSがこれほどまでに支持され、検索されているのでしょうか。ここでは、そのブランドの特徴や製品の強み、そして実際に購入したユーザーが直面したリアルな評判について、現場の視点を交えて深掘りしていきます。
DIY床材・ウッドカーペットの専門店【ELEMENTS】購入者のリアルな口コミや評判と失敗談
ELEMENTSのウッドカーペットは、累計販売数が非常に多く、楽天市場やYahoo!ショッピングでも常にランキング上位に位置しています。肯定的な口コミで最も多いのは、やはりその「デザイン性の高さ」です。特に、私が現場で見て驚いたのは、PJ-40シリーズなどの「ヴィンテージ加工」のクオリティです。安価なプリント合板にありがちな「いかにも印刷しました」というツルツルした不自然さがなく、表面に凹凸(エンボス)をつけることで、本物の古材のような手触りと陰影を再現しています。「部屋の雰囲気が一気にカフェ風になった」「友人を呼びたくなった」という声が多いのも納得の仕上がりです。
しかし、光があれば影もあります。ネガティブな評判や失敗談の多くは、「重さ」と「サイズ」に集中しています。ウッドカーペットは、6畳サイズで約25kgから30kgもの重量があります。これは、成人男性でも一人で抱えて階段を上がるのがやっとの重さです。「玄関までは配送業者が運んでくれたが、そこから2階の自室まで運ぶのが地獄だった」「女性一人では開梱すらままならなかった」という悲鳴のような口コミは、決して大袈裟ではありません。
また、最も深刻なのが「サイズミス」による失敗です。「部屋の縦横を測ったら260cm×350cmだったから、江戸間6畳をそのまま買った。でも敷いてみたら、壁の巾木(はばき)や微妙な歪みのせいで、あと5mmが入らなかった」というケースが後を絶ちません。ウッドカーペットは硬い板の集合体ですから、カーペットのように端を折り曲げたり、押し込んだりすることが物理的に不可能です。入らなければ、それはただの「巨大な板のゴミ」になりかねません。しかも、一度開封してしまうと返品ができないため、数万円をドブに捨てることになってしまいます。このリスクを正しく理解し、準備できるかどうかが、満足度を分ける分水嶺となります。
【重要】開封後の返品は原則不可です
サイズが合わないという理由での返品は、未開封であっても往復の高額な送料(数千円~1万円近くになることも)が自己負担となります。開封後はそもそも返品を受け付けてもらえないことがほとんどですので、事前の採寸は慎重すぎるくらいで丁度良いのです。
江戸間や団地間などサイズの違いと測り方
「6畳の部屋だから、6畳用を買えばいい」と考えていませんか?実はこれが、ウッドカーペット選びにおける最大の落とし穴です。私たちプロの世界では常識ですが、畳の「1畳」のサイズは、地域や建物の種類によって全く異なります。代表的な規格だけでも「団地間」「江戸間」「本間(京間)」の3つがあり、同じ6畳でも面積には大きな差があるのです。

例えば、古い公団住宅やアパートによくある「団地間」の6畳は、約243cm×345cmです。一方、関西地方や立派な注文住宅で見られる「本間」の6畳は、約285cm×380cmもあります。もし、団地間の部屋に本間用のカーペットを買ってしまったら、縦も横も数十センチ余ってしまい、物理的に敷くことができません。逆に、本間の部屋に団地間用を敷けば、壁際に大きな隙間ができてしまい、そこにゴミが溜まる残念な仕上がりになります。
そして、最も重要なのが「部屋の実寸」を測ることです。不動産屋の図面に「江戸間」と書いてあっても、実際の建物は施工誤差や経年による柱の傾きで、微妙にサイズが異なっていることがほとんどです。採寸の際は、部屋の壁から壁までの距離を、端だけでなく「両端と中央」の3箇所で測ってください。建物によっては、部屋が完全な長方形ではなく、台形に歪んでいることすらあります。そして、購入する際は、測った最小の実寸よりも必ず1cm小さいサイズで発注してください。この「1cmの逃げ(隙間)」を作ることで、壁に干渉してカーペットが波打つトラブルを確実に防ぐことができます。
| 規格名 | 6畳の目安サイズ(cm) | 主な対象住宅 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 団地間 | 約243 × 345 | 公団、アパート、古いマンション | 最もコンパクト。江戸間用を買うと入らないリスク大。 |
| 江戸間 | 約260 × 350 | 関東の戸建て、一般的な現代マンション | 標準的なサイズだが、個体差があるので過信は禁物。 |
| 本間 | 約285 × 380 | 関西地方、伝統的な日本家屋 | 畳が非常に大きい。取り扱い店舗が少なく、ELEMENTSの強みが活きる。 |
GA-60などの種類や素材による違いを解説
ELEMENTSのサイトを見ると、似たような見た目でも価格が違うシリーズが並んでいて迷うかもしれません。ここでは、素材と構造の違いから、どのシリーズがあなたの目的に合っているかを解説します。
まず、最もスタンダードで売れ筋なのが「GA-60シリーズ」です。このシリーズの最大の特徴は「コストパフォーマンス」です。基材にはMDF(中密度繊維板)を使用し、表面には木目を印刷した化粧シートを貼っています。MDFは木の繊維を固めたものなので、表面が平滑で反りが少ないのがメリットです。「とりあえず安く部屋をきれいにしたい」「賃貸だからあまりお金をかけたくない」という方には最適解でしょう。最近では、木目だけでなく「ストーン調(石目調)」のデザインも登場しており、塩系インテリアやモダンな部屋作りにも対応しています。
次に、質感にこだわりたい方におすすめなのが「PJ-40シリーズ」です。こちらもベースはMDFとプリントシートですが、決定的な違いは表面の「3Dエンボス加工」にあります。指で触れると木目の凹凸を感じられ、光の反射も本物の木のように乱反射するため、安っぽさがありません。特にヴィンテージカラーの色味は、使い込まれた古材の雰囲気がよく出ており、男前インテリアや西海岸スタイルを目指すなら、数千円高くてもこちらを選ぶ価値は十分にあります。
そして、本物志向の方には「TU-90シリーズ」です。これは表面にプリントシートではなく、「天然木の突き板(薄くスライスした本物の木)」を使用しています。素材はレッドオークなどが使われており、一つとして同じ木目はありません。プリントでは出せない自然な温かみや、経年変化を楽しめるのが魅力です。また、このシリーズには「抗菌加工」が施されているものが多く、小さなお子様がいるご家庭や、衛生面を気にする方にも選ばれています。ただし、天然木ゆえに色味のバラつきがある点や、急激な湿度変化で伸縮しやすい点には注意が必要です。
失敗を防ぐために無料サンプルを活用する

ネット通販で建材を買う際、画像だけで判断するのは「ギャンブル」に近い行為です。スマホやPCの画面は、設定によって色味が青白く見えたり、黄色っぽく見えたりします。「届いてみたら、思っていたブラウンと違って赤みが強かった」という失敗は、画像だけを信じた結果です。また、手触りや質感、そして意外と盲点な「光沢感」も、写真では伝わりにくい要素です。
ELEMENTSでは、このギャンブルを回避するために、実物をカットしたサンプルを無料で請求できるサービスを提供しています。これは絶対に利用すべきです。サンプルが届いたら、実際に敷く予定の部屋の床に置いてみてください。朝の自然光の下で見る色と、夜の照明の下で見る色は全く違います。また、今ある家具の色と並べて、チグハグにならないか確認することも重要です。さらに、サンプルをカッターで切ってみたり、爪で引っ掻いてみたりして、強度や加工のしやすさをテストするのも良いでしょう。
「早く模様替えしたい」という気持ちは分かりますが、サンプルを取り寄せる数日間の手間を惜しむことで、何年も後悔することになりかねません。賢いDIYerは、必ず現物確認のプロセスを踏むものです。
DIY床材・ウッドカーペットの専門店【ELEMENTS】賃貸住宅での使用や原状回復に関する注意点
賃貸物件にお住まいの方にとって、「退去時に元通りにできるか(原状回復)」は死活問題です。ELEMENTSのウッドカーペットは、基本的にこのニーズを完璧に満たす商品設計になっています。最大の特徴は、接着剤や釘を一切使わずに施工できる「置き敷き」タイプであることです。ただ床の上に置くだけなので、退去時は巻いて持ち出すだけで、元の床は何のダメージも受けません。
さらに、カーペットの裏面には、不織布やコットン布が貼り付けられています。これがクッション材となり、下の畳やフローリングを傷から守ります。私が現場でおすすめしているのは、ウッドカーペットの下に「防虫・防ダニ・防カビシート」を一枚挟むことです。畳の上に蓋をしてしまうと、どうしても湿気がこもりやすくなり、カビやダニの温床になるリスクがあります。専用のシートを敷くことで、このリスクを軽減できます。
注意点として、長期間重い家具(本棚やピアノなど)を置くと、ウッドカーペット越しに荷重がかかり、下の畳が凹んでしまうことがあります。これはウッドカーペットの問題というよりは、重量物の問題です。家具の足元には、荷重を分散させるプレートや、硬めのゴムマットなどを敷くなどの対策をしておくと、退去時のトラブルを未然に防ぐことができるでしょう。
ウッドカーペットの専門店ELEMENTSでの購入ガイド
商品の特性を理解したところで、ここからは実際に購入ボタンを押す前後の具体的なプロセスについて解説します。配送の手配や、届いてからの作業手順など、現場視点でのアドバイスをお伝えします。
ニトリなどの他社製品と価格や機能を比較

ウッドカーペットを検討する際、比較対象としてよく挙がるのが大手家具量販店の「ニトリ」です。私もよく聞かれます。「ニトリとELEMENTS、どっちがいいの?」と。結論から言うと、それぞれに明確な強みがあります。
ニトリの強みは「実店舗のネットワーク」です。近くのお店に行けば実物を見ることができますし、在庫があればその日に持ち帰ることも可能です(ただし、30kg近い長尺物を積める車が必要ですが)。価格帯も、ELEMENTSのエントリーモデルと同等レベルで競合しています。
一方で、ELEMENTSが圧倒的に優れているのは「サイズ対応力」と「加工サービス」です。ニトリなどの量販店は、売れ筋の「江戸間」サイズが中心で、関西の「本間」や、特殊な「団地間」のバリエーションは非常に少ないか、取り寄せ対応になります。また、「部屋の柱に合わせてL字にカットしたい」といった要望に対し、ELEMENTSは詳細な図面対応とミリ単位の工場カットで応えてくれます。日本の住宅事情は複雑です。四角い部屋ばかりではありません。そうした「現場のリアル」に対応できるのは、やはり専門店であるELEMENTSに軍配が上がります。
オーダーカットを利用するか自分で切るかの判断
「サイズが合わないなら、自分で切ればいいじゃないか」と考えるDIY精神旺盛な方もいるでしょう。しかし、長年工具を扱ってきた私から言わせてもらうと、厚さ5mm以上のMDF製ウッドカーペットをきれいに切るのは、素人にはかなりハードルが高い作業です。通常のカッターナイフでは歯が立ちませんし、のこぎりで切ろうとすると、摩擦で刃が噛んでしまったり、切断面がバリバリに割れてしまったりします。何より、260cmもの直線を、定規を当てながら真っ直ぐ切るのは至難の業です。

ELEMENTSの「オーダーカット」は、有料(1辺あたり数千円程度)ですが、大型の専用機械でカットするため、切り口がまるで既製品のように美しく仕上がります。もし、部屋に柱の出っ張りがある場合、その形状に合わせて「L字カット」や「コの字カット」も可能です。数万円の商品を買って、最後の仕上げで失敗して板を台無しにするリスクを考えれば、カット代は「安心料」として決して高くありません。自分で切る苦労と失敗のリスクを回避するためにも、オーダーカットの利用を強くおすすめします。
薄型モデルならセルフカットも視野に
例外として、「ST-200シリーズ」のような厚さ4mm程度の薄型モデルであれば、大型のカッターナイフを使い、定規を当てて数回切り込みを入れることで切断可能です。コストを極限まで抑えたい場合は、こちらのシリーズを選ぶのも一つの手です。
重い商品の配送や階段上げの追加料金

ネット通販で最もトラブルになりやすいのが「配送」です。ウッドカーペットは、宅配便で送れるギリギリのサイズと重量です。6畳用1枚敷き(1梱包)の場合、長さは260cmを超え、重さは30kg近くになります。これだけの長尺物は、普通のエレベーターにはまず載りません。マンションの3階以上に住んでいてエレベーターに入らない場合、配送業者は「玄関渡し」が原則なので、エントランス(1階)で荷物を降ろされてしまうことがあります。
ここから一人で階段を使って30kgの棒状の荷物を上げるのは、怪我のリスクがあるほど危険な作業です。ELEMENTSでは、こうした事態を防ぐために「開梱設置便」というオプションを用意しています。これは配送スタッフが2名体制で部屋まで運び込み、開梱して敷き込みまで行い、さらに不要なダンボールを持ち帰ってくれるという神のようなサービスです。追加料金はかかりますが、腰を痛めるリスクや、壁にぶつけてクロスを傷つけるリスクを考えれば、必要経費と割り切るべきでしょう。
また、搬入経路が狭い場合は、カーペットを2つに分割した「2梱包タイプ」を選ぶのが賢明です。1つあたりの重さが半分(約15kg)になり、長さも半分になるため、女性一人でも何とか運べるサイズになります。
DIY床材・ウッドカーペットの専門店【ELEMENTS】気になる継ぎ目を隠す方法や隙間対策
搬入のしやすさを優先して「2梱包タイプ」を選んだ場合、部屋の中央にどうしても「継ぎ目」ができてしまいます。この継ぎ目が気になるという相談もよく受けます。完璧に消すことはできませんが、目立たなくするテクニックはいくつかあります。
まず、敷き込む際に、2枚のカーペットを突き合わせ、裏側から強力な布テープ(ガムテープ)で固定する方法です。これにより、歩いているうちに板がズレて隙間が開くのを防げます。ただし、ガチガチに固めすぎると、湿気による木の伸縮の逃げ場がなくなり、中央が盛り上がってくることがあるので、適度な遊びを持たせるのがコツです。
視覚的な対策としては、継ぎ目のラインに合わせてラグやマットを敷くのが最も効果的です。または、部屋のレイアウトを工夫して、継ぎ目の上にローテーブルやソファを配置し、動線から外してしまうのも良いでしょう。プロの視点から言えば、生活していれば継ぎ目は意外と気にならなくなるものです。それよりも、搬入できずに途方に暮れるリスクを避ける方が重要だと私は考えます。
開封時の臭いやシックハウス対策について
新しい家具を開封したとき、ツンとする刺激臭を感じたことはありませんか?これは接着剤などに含まれるホルムアルデヒドなどの化学物質が原因です。特に寝室や子供部屋に使う場合、健康への影響は気になるところです。
ELEMENTSのウッドカーペットは、日本農林規格(JAS)などが定めるホルムアルデヒド放散量の基準において、最上位の「F☆☆☆☆(フォースター)」と同等の低ホルマリン仕様で作られています。これは、シックハウス症候群の原因物質の発散が極めて少ないことを示しており、室内で安心して使用できるレベルです。
(出典:国土交通省『シックハウス対策について』)
それでも、開封直後は梱包内にこもっていた臭いを感じることがあります。これは製品の異常ではありません。施工後、窓を開けて1〜2日ほど換気をすれば、臭いは自然と消えていきます。さらに念を入れたい方には、オプションで「エコキメラ加工」を追加することをおすすめします。これは光触媒リン酸チタニアという技術を用いたもので、光がない暗い場所でも消臭・抗菌・防カビ効果を発揮し続けるという優れた機能です。ペットを飼っている方や、小さなお子様がいるご家庭では、このオプションをつける方が非常に多いですね。
ウッドカーペットの専門店ELEMENTSを選ぶメリット
DIY床材・ウッドカーペットの専門店【ELEMENTS】ここまで、注意点やリスクも含めて詳しく解説してきましたが、最終的に私がELEMENTSをおすすめする理由は、やはり「専門店としての責任感と対応力」に尽きます。
ホームセンターの片隅に置いてあるウッドカーペットとは違い、ELEMENTSは「床を変えること」に特化しています。だからこそ、本間サイズのようなニッチな規格も揃えていますし、オーダーカットのような手間のかかるサービスも提供しています。そして、配送や設置のオプションが充実しているのも、「重くて大きな商品をお客様に届ける大変さ」を熟知しているからこそです。
床は部屋の中で最も大きな面積を占めるキャンバスです。ここが畳からフローリングに変わるだけで、部屋の空気感、光の反射、そしてあなたの気分までもが劇的に変わります。「リフォーム工事はハードルが高いけど、これなら自分にもできるかも」。そんなDIYへの第一歩を、ウッドカーペットの専門店ELEMENTSは強力にサポートしてくれるはずです。まずは無料サンプルを取り寄せて、その質感をご自身の目で確かめてみてください。きっと、理想の部屋へのイメージが膨らむはずですよ。

