和室を洋室風にリフォームしたいけれど、本格的な工事は費用がかかるし、賃貸だから現状回復も必要。そんな時に「ウッドカーペット 激安 アウトレット」というキーワードで検索されている方は非常に多いですね。私自身、長年畳屋として現場に立ち、その後リフォームの工務店で働いてきた経験から言わせてもらうと、ウッドカーペットは最強の時短・格安リフォーム材であることは間違いありません。しかし、安さにつられて何も知らずに購入すると、サイズが合わなくて敷けなかったり、数年後にめくってみたら畳がカビだらけになっていたりと、取り返しのつかない失敗をしてしまう方が後を絶ちません。6畳や団地間、江戸間といった規格の落とし穴や、ニトリやカインズなどのホームセンターとネット通販の違い、そして気になるカビ対策まで。現場を知り尽くした私だからこそ話せる、リアルな失敗談と、それを回避して賢くアウトレット品を活用するためのノウハウを、包み隠さずお話しします。
- 訳あり品やB級品がなぜ安いのかという理由と購入時の見極め方
- 部屋の規格サイズである江戸間や団地間の正確な測り方と選び方
- 購入前に知っておかないと後悔する設置の難易度やカビ対策の真実
- 専門店のアウトレット品を賢く利用して理想の部屋を作るテクニック
ウッドカーペットの激安アウトレットで失敗しない知識
「安いからとりあえずこれでいいか」と飛びつく前に、まずはウッドカーペットという商品の特性と、なぜ安く売られているのかという背景を知ることが大切です。ここを理解していないと、届いた瞬間に「思っていたのと違う」という後悔に繋がります。長年の現場経験から、まずは失敗しないための基礎知識を徹底的に解説します。
訳ありB級品や型落ちが安い理由
インターネットや店舗で「激安」や「アウトレット」と銘打たれているウッドカーペットには、必ず安くなっている明確な理由が存在します。私がこれまで見てきた中で、主な理由は大きく分けて3つあります。これらを理解し、自分の許容範囲と照らし合わせることが、賢い買い物の第一歩です。
まず1つ目は、「製造や流通過程で生じた軽微な傷や汚れ」があるB級品です。ウッドカーペットは海外で製造され、船便で輸送されることが多いため、その過程で角が少し欠けたり、表面に小さな擦り傷がついたりすることがあります。また、検品時に塗装ムラが見つかったものもB級品として扱われます。これらは「見た目」の問題であり、床材としての機能(強度や平滑性)には問題がないケースがほとんどです。家具を置いてしまえば隠れる場所の傷であれば、定価の数割引きで購入できるため非常にお得です。
2つ目は、「モデルチェンジによる型落ち品」です。メーカーは数年に一度、商品の仕様変更を行います。例えば、板の幅を5cmから7cmに変更したり、木目のプリントパターンをよりリアルなものに更新したり、あるいは基材を軽量化したりといったタイミングです。この時、旧仕様の在庫は「型落ち」として放出されます。これは品質的には全く問題のない「新品」ですので、最新のデザインやスペックに強いこだわりがなければ、最も狙い目のアイテムと言えます。
3つ目は、「返品不可(ノークレーム・ノーリターン)」という販売条件です。通常の商品はイメージ違いなどでの返品を受け付けるショップもありますが、アウトレット品に関しては「いかなる理由があっても返品不可」という条件が付くことが一般的です。これは、ショップ側が返品リスクや再販の手間をコストから省いているためです。
購入時のチェックポイント
商品ページに「傷あり」「箱潰れ」「旧モデル」など、安さの理由が明記されているかを必ず確認してください。理由が曖昧なまま安すぎる商品は、ホルムアルデヒド対策が不十分な粗悪品の可能性もあるため避けた方が無難です。
床板・フローリングのDIYやリフォームはウッドカーペット通販専門店【ELEMENTS】6畳の団地間と江戸間のサイズの違い
ウッドカーペット選びで、最も多く、かつ致命的な失敗がこの「サイズ選び」です。「うちは6畳の部屋だから、6畳用を買えばいい」という認識は、今すぐ捨ててください。畳のサイズには地域や建物の年代によって厳密な規格があり、同じ「6畳」でもその面積は驚くほど異なります。
代表的な規格には「団地間(だんちま)」「江戸間(えどま)」「本間(ほんま)」の3つがあります。私が現場でリフォームを行う際も、まず最初に行うのがこの畳サイズの確認です。例えば、団地間6畳は約243cm×345cmですが、江戸間6畳は約260cm×350cm、本間6畳に至っては約285cm×380cmにもなります。もし、団地間の部屋に江戸間用のウッドカーペットを買ってしまうと、縦横ともにサイズが大きすぎて、物理的に部屋に敷くことができません。
| 規格名 | 1畳のサイズ目安 | 6畳の全体サイズ目安 | 特徴と注意点 |
|---|---|---|---|
| 団地間 | 85cm × 170cm | 243cm × 345cm | 公団住宅やアパートに多い。最も小さい規格。 |
| 江戸間 | 88cm × 176cm | 260cm × 350cm | 関東や一般的なフローリング規格。標準的。 |
| 本間 | 95.5cm × 191cm | 285cm × 380cm | 関西に多い。最も大きい規格。 |
ウッドカーペットは硬い板の集合体ですので、絨毯のように「端が余ったから折り曲げる」ということは不可能です。逆に、本間の部屋に江戸間用を敷くと、壁際に20cm以上の隙間ができてしまい、そこにゴミが溜まるだけでなく、見た目も非常に悪くなります。
プロの計測テクニック
部屋の寸法を測る際は、壁の真ん中だけでなく、「両端」と「中央」の最低3箇所をミリ単位で計測してください。建物は経年劣化で歪んでいることが多く、場所によって幅が違うことは日常茶飯事です。計測した数値の中で「一番小さい数値」を基準にサイズを選ばないと、どこかでつかえて入らなくなります。

失敗や後悔の口コミに多い事例
「ウッドカーペット 失敗」「ウッドカーペット 後悔」といった検索ワードで出てくる体験談には、いくつかの共通パターンがあります。私が相談を受けたお客様の事例も交えて、リアルな失敗例を紹介します。これを知っておくだけで、同じ轍を踏むリスクを大幅に減らせるはずです。
最も多いのが「重すぎて2階に運べなかった」「部屋まで搬入できなかった」という配送トラブルです。6畳用のウッドカーペット(1梱包タイプ)は、重量が約25kg〜30kgにもなります。しかも長さが260cmもある長尺物です。エレベーターに乗らない、階段の踊り場で曲がれない、玄関の廊下の曲がり角を通らないといった事態が頻発します。配送業者は基本的に「玄関渡し」か「マンションのエントランス渡し」なので、そこから先は自力で運ばなければなりません。
次に多いのが「指を挟んで怪我をした」という施工中の事故です。ウッドカーペットを広げる際、板と板の隙間(ジョイント部分)に指を挟むと、板の重量がかかって大怪我に繋がります。特に安価な製品は板の縁の処理が甘い場合もあり、軍手なしで作業するのは危険極まりない行為です。
そして見落としがちなのが「歩行音や感触の違和感」です。畳の上に硬い板を敷く構造上、どうしても畳の柔らかさが影響し、歩くと「フワフワ」したり、板同士が擦れて「ペコペコ」という音が鳴ったりすることがあります。これを「安っぽい」と感じて後悔される方もいますが、これは商品の欠陥というよりは、下地(畳や破損したフローリング)の状態から発生する問題です。
搬入のヒント
搬入経路に不安がある場合や、女性一人での設置が想定される場合は、最初から「2枚敷き(2梱包)タイプ」を選んでください。真ん中に継ぎ目はできますが、1つあたりの重量が半分になり、長さも半分になるため、搬入と設置のハードルが劇的に下がります。
自分でカットするのとオーダーの比較
部屋のサイズが規格品と合わない場合や、部屋の角に柱が出っ張っている場合、ウッドカーペットをカットする必要があります。「DIYなんだから自分で切れば安上がりだ」と考える方も多いですが、プロの視点から言わせてもらうと、これはおすすめできません。
ウッドカーペットの芯材に使われているMDF(中密度繊維板)や合板は、想像以上に硬く密度が高い素材です。これを家庭用の普通のノコギリで切ろうとすると、刃が滑って上手く刃が通らず、切断面がガタガタになってしまいます。切断面が鋭利になったり、表面のプリント紙がバリバリに剥がれたりすると、靴下やストッキングが引っかかる原因になり、見た目も一気に貧相になります。
もし自分でカットする場合は、必ずホームセンターなどで売られている「MDF対応」や「硬質木材用」のノコギリ(胴付き)を用意してください。それでも、260cmの長さを真っ直ぐ切るのは至難の業です。

対して、ショップが提供している「オーダーカット(別注カット)」サービスを利用すれば、工場の大型機械でスパッと切断してくれます。費用は1辺あたり2,000円〜3,000円程度かかりますが、その仕上がりの美しさと、自分で切る労力・失敗のリスクを天秤にかければ、絶対にオーダーカットの方がコスパが良いと断言できます。
湿気によるカビ対策と掃除のコツ
畳からフローリングに変える際に、最も警戒しなければならないのが「湿気とカビ」の問題です。畳は本来、イ草が湿気を吸ったり吐いたりして部屋の湿度を調整する「天然の調湿機能」を持っています。しかし、その上に樹脂加工されたウッドカーペットを隙間なく敷き詰めてしまうと、言わば「畳に蓋をした状態」になります。
逃げ場を失った湿気は、畳とウッドカーペットの間に滞留します。そこにホコリや髪の毛などの汚れが溜まると、カビやダニにとって最高の繁殖環境が整ってしまいます。最悪の場合、数年後に引っ越しでカーペットを剥がしたら、下の畳がカビで真っ黒に腐っていた…なんていうホラーのような事態になりかねません。これは賃貸物件では「善管注意義務違反」となり、高額な畳の交換費用を請求される可能性があります。
これを防ぐための鉄則は以下の3点です。
- 防カビ・防ダニシートを敷く: ウッドカーペットの下に、専用の保護シートを必ず敷いてください。これで湿気の滞留と害虫の侵入を大幅に防げます。
- 定期的な換気: 部屋の窓を開けて風を通すことはもちろん、梅雨時などは除湿機を活用して部屋全体の湿度を下げてください。
- 水をこぼしたら即拭き取る: ウッドカーペットの継ぎ目から水が染み込むと、裏面の布地が濡れて乾きにくくなります。表面は撥水加工されていても、継ぎ目は弱点です。
おすすめアイテム
ウッドカーペットと同時に、「防虫・防ダニ・防カビシート」を購入することを強くおすすめします。数千円の投資で、退去時の数万円〜十数万円のリスクを回避できると考えれば安いものです。
ウッドカーペットの激安アウトレットの人気店比較
基礎知識が身についたところで、次は「どこで買うか」という問題です。実店舗のあるホームセンターと、ネット通販の専門店。それぞれにメリット・デメリットがあり、扱っているアウトレット品の特徴も異なります。ここでは代表的なショップを例に挙げながら、それぞれの強みと選び方を比較していきます。
ニトリやカインズと通販の価格比較

まず、ニトリやカインズ、コーナンといった大手ホームセンターの最大の強みは、「実物を見て、触って確認できる」という点です。色味や質感、板の厚み、裏地の素材感などを実際にチェックできるのは大きな安心材料です。また、店舗に在庫があればその日に持ち帰ることができるため(車が必要ですが)、送料を節約できるというメリットもあります。
価格帯としては、6畳用で約1万8千円〜2万5千円程度が一般的です。ただし、ホームセンターの実店舗では「オーダーカット」に対応していないことが多く、既製サイズのみの販売となるケースが大半です。また、アウトレットコーナーにウッドカーペットが並ぶことは稀で、基本的には定価販売が中心となります。
一方、ネット通販の専門店(楽天、Amazon、Yahoo!ショッピングなどに出店している店舗)は、店舗を持たない分、価格競争が激しく、激安価格が実現されています。6畳用で1万円台半ば〜後半の商品も珍しくありません。そして何より、「1cm単位でのオーダーカット」に対応している店舗が多いのが最大の特徴です。
選び方の結論
- ホームセンター: 質感を確認したい人、車で持ち帰れる人、既製サイズで問題ない部屋の人。
- ネット通販: とにかく安く買いたい人、部屋に柱があるなど変形していてカットが必要な人、玄関まで届けてほしい人。
アジア工房とELEMENTSの評判
ネット通販で「ウッドカーペット 激安」と検索すると、必ずと言っていいほど上位に表示されるのが「アジア工房」や「ELEMENTS(エレメンツ)」というショップです。実はこれらのショップは運営元が同じ、もしくは関連会社であることが多く、取り扱っている商品も「GA-60シリーズ」や「PJ-40シリーズ」など、共通の型番であることが多いです。
これらのショップのアウトレット品や激安品の特徴は、「自社輸入による中間マージンのカット」にあります。海外の工場からコンテナ単位で直接仕入れているため、他店を圧倒する低価格を実現しています。特に「GA-60シリーズ」は、プリント化粧板を使用し、コストを極限まで抑えたロングセラー商品で、6畳用が1万円台で購入できることから爆発的な人気を誇ります。
評判(口コミ)を分析すると、「この価格で部屋が劇的に変わって大満足」「オーダーカットが正確で助かった」というポジティブな声が圧倒的多数です。一方で、「配送業者が一人で来て、エントランスに置いていかれた」「思ったより色が濃かった」といった声も見受けられます。配送に関しては大型家具の宿命ですので、必ず荷受けの体制(大人2名など)を整えておくことが重要です。
賃貸での敷き方と重量の注意点
賃貸物件にお住まいの方がウッドカーペットを敷く場合、退去時の原状回復トラブルを避けるために、細心の注意が必要です。特に気をつけたいのが、敷き込み作業中に「壁紙(クロス)を傷つけないこと」です。
ウッドカーペットはロール状に巻かれて届きますが、これを部屋の中で広げる際、ロールの端(硬い板の角)が壁に当たって、クロスをガリッと削ってしまう事故が非常に多いです。これを防ぐために、広げる作業は部屋の中央で行い、徐々に壁際へ寄せていく手順で行ってください。また、作業中は長袖・長ズボンを着用し、角が当たりそうな場所には養生テープやダンボールで保護をしておくと安心です。
重量については、先ほども触れましたが、6畳用1梱包で約30kgあります。これはお米の10kg袋3つ分です。これを抱えて狭い廊下や階段を移動するのは、成人男性でも一苦労です。もし、エレベーターなしの3階以上に住んでいる場合や、力に自信がない場合は、迷わず「2枚敷き(2梱包)タイプ」を選んでください。1つが約15kgになり、女性でも何とか運べる重さになります。つなぎ目はできますが、設置の安全性と撤去時の楽さを考えれば、メリットの方が大きいです。
粗大ゴミの処分費用と解体の道具

「買う時は安いけれど、捨てる時は高い」のがウッドカーペットの宿命です。将来、引っ越しや買い替えで不要になった時、これを家庭の燃えるゴミとして出すことはできません。基本的には自治体の「粗大ゴミ」として収集を依頼する必要があります。
粗大ゴミの手数料は自治体によって異なりますが、一般的に1枚あたり1,000円〜2,000円程度です。しかし、問題なのは「サイズ制限」です。一部の自治体では「最大辺が2mを超えるものは回収不可」といったルールがあり、260cmあるウッドカーペット(1梱包タイプ)はそのままでは持って行ってくれない場合があります。
その場合、自分で規定サイズ以下(例えば50cm以下など)に切断しなければなりません。この解体作業が本当に大変です。硬いMDF材を何十回もノコギリで切断することになり、大量の木屑と騒音が出ます。もし解体が必要になった場合は、必ず「粗大ゴミ解体用のこぎり(万能のこぎり)」や、ホームセンターでレンタルできる「電動ノコギリ」を使用してください。普通のノコギリでは日が暮れてしまいます。
購入前の確認事項
購入ボタンを押す前に、お住まいの自治体の粗大ゴミ収集ルール(最大サイズと料金)を必ずホームページ等で確認してください。捨て方までイメージできて初めて、賢い買い物ができたと言えます。
ELEMENTSで探す理想の床材

数あるショップの中でも、特にデザイン性とトレンドに敏感なDIYユーザーにおすすめしたいのが、先ほども名前が出た【ELEMENTS(エレメンツ)】です。ここは単なる激安店ではなく、「インテリアを楽しむ」という視点での商品開発が進んでいます。
特におすすめなのが「ヴィンテージシリーズ」です。従来の激安ウッドカーペットは、プリントの木目がのっぺりしていて「いかにもニセモノ」という感じが否めませんでした。しかし、このヴィンテージシリーズは表面に特殊なエンボス加工(凹凸加工)が施されており、光の当たり方で本物の古材のような陰影が生まれます。色味も、流行の「グレイッシュ」なトーンや、男前インテリアに合う「ダークブラウン」などが揃っており、敷くだけで部屋がカフェのような空間に変わります。
また、ELEMENTSのサイトでは、失敗しないための「採寸マニュアル」や「敷き方動画」が非常に充実しています。初心者目線で丁寧に解説されているので、これらを見るだけでも失敗のリスクを減らせるはずです。もし色で迷ったら、まずは無料のカットサンプルを取り寄せて、自宅の照明の下で確認してみてください。画面で見る色と実物の色は、照明の色温度によって驚くほど違って見えるものです。
ウッドカーペットの激安アウトレットで理想の部屋
ここまで、ウッドカーペットの選び方や注意点について、少し厳しい現実も含めてお話ししてきました。しかし、それでも私はウッドカーペットをおすすめします。なぜなら、たった1〜2万円の費用と、半日程度の作業で、古びた和室が見違えるような洋室に生まれ変わる感動は、他のリフォーム方法では絶対に味わえないからです。
「サイズは実寸より1cm小さめを選ぶ」「設置は必ず2人以上で行う」「湿気対策を万全にする」。この3つの鉄則さえ守れば、激安のアウトレット品であっても、正規品と変わらない快適な生活を手に入れることができます。
畳の部屋だからと好みのインテリアを諦める必要はありません。ウッドカーペットという便利な道具を賢く使って、あなただけの理想の空間を作り上げてください。自分で敷いた床で過ごすコーヒータイムは、きっと格別のものになるはずです。
※本記事で紹介したサイズ規格や価格、処分費用などは一般的な目安です。建物の状況や自治体のルールによって異なる場合があります。健康住宅に関するホルムアルデヒド発散等級(F☆☆☆☆)などの詳細な定義については、国土交通省『シックハウス対策について』等の公式情報も併せてご確認ください。最終的な判断は、各商品ページや専門家への相談を推奨します。

