ニトリにウッドカーペット本間6畳はある?サイズ違いと隙間対策

ウッドカーペット

自宅の和室を洋風に変えたいと思ったとき、真っ先に思い浮かぶのが「お、ねだん以上。」でおなじみのニトリではないでしょうか。特に「ウッドカーペット 本間6畳 ニトリ」と検索されている方は、価格の安さやブランドへの安心感から、ニトリでぴったりの商品を探されていることと思います。しかし、実際に店舗やネットで探してみると、サイズ展開や在庫の有無、オーダーカットの対応など、意外な壁にぶつかることが多いのが現実です。また、サイズの違いによる隙間の問題や、重さによる搬入の難しさ、代用できる商品があるのかといった疑問も尽きません。この記事では、元畳屋としての経験を持つ私が、本間6畳の部屋にウッドカーペットを敷くための最適な方法や、ニトリ製品で代用するアイデア、そして専門店での賢い選び方について、敷き方や隙間対策も含めて分かりやすく解説します。

  • ニトリには本間6畳のウッドカーペットが基本的に存在しない理由
  • 江戸間と本間の決定的なサイズ差と隙間が生まれるリスク
  • 搬入トラブルを防ぐための2分割タイプやオーダーカットの活用法
  • 隙間対策やカビ防止シートを使った長く快適に使うための施工術

ニトリのウッドカーペットに本間6畳はない?サイズの違い

「ニトリに行けば、家具もインテリアも何でも揃う」そう思って店舗に足を運んだり、オンラインストアを検索したりしたものの、お目当ての「本間6畳」が見つからずに困惑している方も多いのではないでしょうか。実は、これには日本の住宅規格の歴史と、ニトリの商品戦略が深く関係しています。ここでは、なぜニトリで本間サイズが見つからないのか、そして無理にニトリ製品を使った場合にどのような問題が起きるのかを、具体的な数字を交えて解説していきます。

ニトリのウッドカーペットにおけるサイズ展開と本間の有無

私が長年、畳屋として、そしてリフォームの現場でお客様と接してきた中で、最も頻繁に遭遇するトラブルの一つが「ニトリで買ってきたウッドカーペットが部屋のサイズに合わない」という悲鳴です。特に関西地方や、比較的古い日本家屋にお住まいの方からこの相談を受けることが多いですね。結論から申し上げますと、ニトリのウッドカーペットのラインナップには、基本的に「本間(京間)」サイズは存在しません。

これには明確な理由があります。ニトリは全国規模で商品を展開し、大量生産・大量輸送を行うことであの圧倒的な低価格を実現しています。その際、商品規格の基準となるのは、日本の住宅市場で最も人口が多く、需要が集中している関東圏の「江戸間」や、集合住宅向けの「団地間」サイズなのです。例えば、ニトリの人気商品である「クラウド」シリーズなどを見ても、サイズ展開は江戸間と団地間がメインです。地域特有のサイズである「本間」や「六一間」といった規格は、全国チェーンのSPA(製造小売業)モデルにおいては、在庫リスクが高く、標準ラインナップに加えるのが難しいというのが実情なんですね。

「でも、ネット通販ならあるんじゃない?」と思われるかもしれませんが、ニトリの公式通販サイト「ニトリネット」で検索しても、本間サイズのウッドカーペットがヒットすることは稀です。稀にヒットしたとしても、それはニトリが直接製造しているものではなく、提携している他社の商品であったり、非常に限定的な取り扱いだったりします。私が現場感覚で言うならば、「ニトリに本間はない」と思っておいた方が、無駄足を踏まずに済むかなと思います。

ここがポイント

  • ニトリの標準規格は「江戸間」と「団地間」がメインで、全国的な需要に合わせて最適化されている。
  • 「本間」や「京間」は特注扱いか、取り扱い自体がないことが多く、店舗在庫として置かれていることはまずない。
  • 店舗で探す前に、必ず自宅の畳のサイズをメジャーで実測することが重要。商品ラベルの「6畳」だけを信じてはいけない。

本間6畳と江戸間6畳のサイズの違いと正確な寸法の確認

「同じ6畳なんだから、数センチ程度の誤差でしょう?家具で隠せばなんとかなる」と考えていませんか?この認識は、リフォームにおいて致命的な失敗を招く原因となります。畳屋時代に嫌というほど見てきましたが、畳のサイズというのは地域や建築年代によって恐ろしいほど異なります。特に「本間(京間)」と「江戸間(関東間)」の差は、単なる誤差の範囲を遥かに超えており、面積にして畳一枚分近く違うこともあるのです。

具体的な数字を見てみましょう。本間6畳の標準的な寸法は約286cm×382cmです。これに対し、ニトリなどで売られている江戸間6畳は約261cm×352cmです。この差を計算すると、短辺方向で約25cm、長辺方向で約30cmもの違いが生じます。

規格名称1畳のサイズ(約)6畳の全体寸法(約)面積(約)
本間(京間)191cm × 95.5cm286cm × 382cm10.94㎡
江戸間(関東間)176cm × 88cm261cm × 352cm9.29㎡

想像してみてください。部屋の端に30cmの隙間が空いている状態を。30cmといえば、A4用紙の長辺と同じ長さです。これはもはや「隙間」というより「床がない部分」です。このスペースには間違いなく埃や髪の毛が溜まりますし、見た目にも「寸足らず」感が否めず、非常に貧相な印象になってしまいます。さらに、古い畳が見えてしまうことで、せっかく洋風にしたインテリアの統一感も台無しです。畳のヘリが見えている状態でフローリングを敷いても、満足のいく仕上がりにはなりません。

ニトリでウッドカーペットのオーダーカット対応は可能か

「サイズが合わないなら、ニトリで大きいサイズを買ってカットしてもらえばいいのでは?」と考える方もいらっしゃるでしょう。確かに、ニトリではカーテンや一部の絨毯・カーペット(布製)については、サイズ加工サービスを行っています。しかし、ウッドカーペットに関しては話が別です。私が以前、仕事でニトリの店員さんに確認した際も、ウッドカーペットのカット加工は基本的に対応していないか、非常に限定的であるという回答でした。

これには物理的な理由があります。まず、ウッドカーペットはMDF(中密度繊維板)や合板といった硬い素材でできており、布用の裁断機では切ることができません。専用の電動ノコギリが必要になりますが、通常の店舗にはそのような設備はありません。また、仮にカット対応が可能だったとしても、根本的な問題があります。オーダーカットはあくまで「大きなものを小さく切る」加工であり、「小さなものを大きくする」ことはできないのです。

ニトリの最大サイズは「江戸間」基準であることがほとんどです。先ほどご説明した通り、江戸間は本間よりも一回りも二回りも小さい規格です。つまり、どうあがいても「元の材料が足りない」のです。ニトリの商品ラインナップに「本間6畳」以上の大きさの母材が存在しない限り、オーダーカットで本間6畳の部屋に対応することは物理的に不可能です。

ニトリの木目調ジョイントマットを6畳セットで代用する

では、本間の部屋に住んでいる人は、ニトリで安くリフォームすることを諦めなければならないのでしょうか?どうしても「ニトリブランドで」「予算を抑えて」解決したいという場合、私が現場でお客様に提案する代替案の一つが、「木目調ジョイントマット(パズルマット)」です。

ニトリには「Nパズルマット」シリーズなど、クオリティの高い木目調ジョイントマットが販売されています。これらは30cm角や45cm角、60cm角などのパーツを組み合わせて敷くタイプなので、部屋のサイズが本間だろうと江戸間だろうと関係ありません。本間6畳の広い部屋でも、必要な枚数を計算して追加購入していけば、壁際まで隙間なく敷き詰めることが可能です。

また、ジョイントマットはカッターナイフで簡単にカットできるのが最大の強みです。日本の家屋、特に古い家だと、部屋の四隅に柱が出っ張っていたり、微妙に台形に歪んでいたりすることがよくあります。ウッドカーペットだとこうした変形に対応するのが大変ですが、ジョイントマットならDIY初心者の方でも簡単に柱の形に合わせて切り抜くことができます。

ジョイントマットのメリット・デメリット

メリット:
・サイズ調整が自在で、どんな形の部屋にも対応できる。
・カッターで簡単に切れるため、柱の出っ張り処理が楽。
・費用もウッドカーペット(特に本間用)より安く抑えられることが多い。
・クッション性があり、防音効果も期待できる。
デメリット:
・つなぎ目が見えるため、一枚板のフローリングのような高級感には劣る。
・重い家具を置くと凹みやすく、復元しにくい。
・つなぎ目からゴミが入り込みやすい。

ウッドカーペットの本間6畳をニトリ以外で探す隙間対策

DIY床材・ウッドカーペットの専門店【ELEMENTS】

「やっぱり継ぎ目のない、本物のフローリングのような床にしたい」「ジョイントマットの安っぽい感じは避けたい」という方には、ニトリ以外の選択肢、特にネット通販を中心とした「ウッドカーペット専門店」での購入を強くおすすめします。専門店であれば、本間サイズの在庫が豊富で、細かいオーダーカットにも対応してくれるからです。ここからは、失敗しない選び方や搬入の注意点について、プロの視点で深掘りします。

ウッドカーペットの本間6畳で安いおすすめ製品の比較

ネットで検索して専門店を覗いてみると、本間6畳に対応したウッドカーペットにもいくつか種類があることに気づくと思います。主に「プリント化粧板タイプ」と「突き板(天然木)タイプ」、そして「無垢材タイプ」などが見つかります。これらは価格も質感も全く異なりますので、ご自身の予算と「どこまで本物を求めるか」で選ぶのがコツです。

まず、価格重視なら「プリント化粧板タイプ」(例:GA-60シリーズなど)がおすすめです。これは、合板の表面に木目を印刷したシートを貼り付けたものです。最近のプリント技術は非常に高く、パッと見では本物と見分けがつかないほどリアルな凹凸加工が施されているものもあります。価格は本間6畳で2万円〜3万円台で購入可能で、リフォーム費用としては格安です。耐久性もそこそこで、賃貸で数年使う程度なら十分なクオリティです。

一方、質感重視なら「突き板・無垢材タイプ」(例:JS-80シリーズ、XS-30シリーズなど)を選びましょう。突き板とは、天然木を薄くスライスして基材に貼り付けたもので、本物の木の温かみや手触りがあります。価格は4万円〜8万円程度と高くなりますが、安っぽさが全くありません。特に「タモ材」や「オーク材」を使ったものは高級感があり、長く住む持ち家や、インテリアにこだわりたいリビングなどに最適です。私が個人的におすすめするのは、価格と品質のバランスが良い【ELEMENTS】などが取り扱っているJS-80シリーズのような突き板タイプです。長く使う床だからこそ、少し予算をかけても満足度の高いものを選ぶのが正解かなと思います。

ウッドカーペット本間6畳の重さと搬入やエレベーター対策

本間6畳のウッドカーペットを購入する際、最大の落とし穴となるのが「重さと大きさ」です。ここを甘く見ていると、商品が届いたのに玄関まで運べない、という最悪の事態になりかねません。本間6畳のサイズ(約286cm×382cm)を1枚のカーペットとして丸めた場合、その梱包サイズは長さ約290cm、直径約20cm〜25cmにもなります。重量も30kg〜45kgに達し、大人二人でも持ち上げるのがやっとです。

搬入時の最重要チェックポイント

特にマンションにお住まいの方は要注意です。一般的なマンションのエレベーターの高さは2mちょっと、奥行きは1.5m程度です。長さ3m近い荷物は、斜めにしてもエレベーター内に入らないことがほとんどです。また、エレベーターに入らない場合、階段を使って運ぶことになりますが、階段の踊り場で長い荷物を旋回させることができず、上階まで運べないというトラブルが多発しています。注文前に必ず、搬入経路(エレベーター、階段、廊下の曲がり角、玄関ドアの高さ)をメジャーで測ってください。

搬入が容易な2枚分割タイプのウッドカーペットを選ぶ

「うちのエレベーターは小さいから無理かも…」「階段が狭いから不安…」そんな方に、私が現場で最も推奨している解決策が「2枚分割(2梱包)タイプ」の商品を選ぶことです。

これは、6畳のカーペットを真ん中で2つに分割した状態で届く商品です。本間6畳であれば、約143cm×382cmのカーペットが2本届くイメージです(または短辺で分割されている場合もあります)。これなら、1本の梱包サイズが大幅に短くなるか、あるいは細くなるため、狭いエレベーターにも載せやすく、女性一人でも扱いやすい重量になります。敷くときは、2枚を並べて突き合わせる形になります。

「真ん中に継ぎ目ができるのは嫌だ」と思われるかもしれませんが、最近の商品は継ぎ目が目立ちにくいように精巧に加工されています。実際に敷いてしまえば、家具を置いたりラグを敷いたりして、継ぎ目はほとんど気にならなくなることが大半です。無理をして1枚もの(1梱包)を購入し、搬入できずに高額な往復送料を払って返品することになるリスクを考えれば、2分割タイプを選ぶのが賢い選択だと私は思います。

専門店のオーダーカット料金と仕上がりを比較検討する

床板・フローリングのDIYやリフォームはウッドカーペット通販専門店【ELEMENTS】

本間6畳といっても、実際の部屋の寸法は建築時の精度や経年変化によって、数センチの誤差があるのが普通です。また、部屋の四隅に柱が出っ張っていたり、ドアの開閉部分だけ床を変形させたいといったケースもよくあります。こうした微妙なサイズ調整が必要な場合、専門店ならではの「オーダーカットサービス」を活用しましょう。

多くの専門店では、1cm単位でのサイズカットや、柱の形に合わせた「くり抜き加工」に対応しています。料金の相場は以下の通りです。

  • 1辺カット(縦または横を詰める): 2,000円〜3,000円程度
  • 2辺カット(縦と横の両方を詰める): 4,000円〜5,000円程度
  • 柱抜き(L字カット・変形カット): 1箇所につき1,000円〜3,000円程度(要図面提出・見積もり)

「自分でノコギリで切ればタダじゃないか」と思われるDIY精神旺盛な方もいるかもしれませんが、ウッドカーペットの基材は非常に硬く、手ノコで真っ直ぐ切るのは至難の業です。断面がガタガタになったり、表面の化粧板がバリバリに割れてしまったりするリスクが高いです。数千円で工場の大型機械でスパッと綺麗に切ってくれるなら、絶対にプロに任せた方が仕上がりの満足度は高いですよ。正確な料金や納期については、各ショップの公式サイトで確認してくださいね。

ウッドカーペットの隙間を埋めるテープや見切り材の活用

オーダーカットをしても、壁の歪みで数ミリの隙間ができてしまうことがあります。あるいは、予算の都合であえてニトリの江戸間サイズを敷いて、空いた30cmのスペースをどうにかしたいという猛者もいるかもしれません。そんな時の隙間対策として有効なアイテムやアイデアをいくつかご紹介します。

アイテム・方法特徴と活用シーン
見切り材(への字プレート)ホームセンターで売っている床用の見切り材(アルミや樹脂製)を使えば、段差を解消しつつ見た目もスッキリします。カーペットの端がめくれ上がるのも防げます。
隙間補修テープ木目調の幅広テープを貼ることで、数センチの隙間を目立たなくすることができます。壁際の色に合わせて選ぶと自然です。
玉石や化粧砂利(白)大きな隙間(20cm〜30cm)があく場合、そこに防草シートなどを敷いて、白い玉石を敷き詰めます。観葉植物を置けば、あえて隙間を作ったようなおしゃれな「和モダン」空間になります。これは私の裏技です。

ウッドカーペットと畳の間に敷く保護シートなどの敷き方

最後に、施工において絶対に忘れてはいけないのが「見えない部分」の対策です。畳の上にウッドカーペットを敷くと、畳が蓋をされた状態になり、湿気が逃げ場を失います。日本の高温多湿な気候では、これが原因で畳にカビが生えたり、ダニが繁殖したりするリスクが非常に高くなります。

これを防ぐために、カーペットを敷く前に必ず「防ダニ・防カビシート」を畳の上に敷き詰めてください。これはクラフト紙のような素材に忌避剤や除湿効果のある成分を含ませたもので、専門店でカーペットと一緒に販売されています。敷く順番としては、「畳」→「防カビシート」→「ウッドカーペット」となります。シートの端同士は少し重ねて、ズレないようにテープで留めるのがコツです。

また、年に数回、晴れた湿度の低い日にウッドカーペットの端を少し持ち上げて、扇風機で風を送り込んであげるだけでも、畳の寿命は大きく変わります。健康のためにも、見えない床下の環境には気を配っておきましょう。(出典:DAIKEN『畳のサイズは地域によって違う?』

ニトリになくてもウッドカーペットの本間6畳で理想の部屋

今回は「ウッドカーペット 本間6畳 ニトリ」というテーマで、サイズの落とし穴や具体的な解決策についてお話ししてきました。ニトリには残念ながら本間サイズの取り扱いはほとんどありませんが、それを知らずに購入して失敗するのを防げたなら幸いです。

本間6畳という広々とした空間を活かすなら、サイズ展開が豊富な専門店で、搬入しやすい2分割タイプや、質感の良い突き板タイプを選ぶのがベストな選択だと私は思います。特に【ELEMENTS】などの専門店なら、サイズ調整やサポートも充実しているので安心です。ぜひ、あなたの部屋にぴったりの一枚を見つけて、快適なフローリング生活を手に入れてください。

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